2022-03-11 憧れ 髪伸びたな 割れた毛先眺めたら 交わることなく分かれた 貴方を思い出す 長い髪の先はいつでもあたしじゃなかった ギリギリ手の届かないそこで輝くあなたが 本当に好きだった 舞台から降りたら 小さくて気さくな 優しい貴方に戻って 手に届きそうで でも何気ない言葉でかわされる 貴方よりもずっと小さなわたし 憧れで終わらないように 今日もギターを抱えて 掻き鳴らしてく